ロータリーとは


  ロータリーとは、人道的な奉仕を行い、あらゆる職業における、道徳的水準の高揚を奨励し、全世
界に善意と平和の確立に寄与するため、国際的に結ばれた職業人の団体である。
  その歴史は、1905年、経済恐慌で荒れすさんでいた世相を憂い、奉仕の精神でより良い社会づくりをし
ようと、青年弁護士ポール・ハリスが職業の異なる3人の友人と話し合い、2月23日に第1回の会合を開いた
のが始まりです。そして、この会合で、“実業人が友愛の気持ちで親睦を図り、仕事の上での知り合いの輪を
広げていくために、定期的に集まるクラブ”をつくることになり、ロータリー活動が始まりました。
  この会合が輪番制で会員の事務所で開かれたことから、「ロータリー」と名付けられました。



          「ロータリーの綱領」


  ロータリーの目的は、有益な事業の基礎として、『奉仕の理想』である「他人への思いやり、他人のために
役立とうとする気持」を広め、育てることであります。
  そして、それを4つに集約して実践を求めています。
それは
  第1の項目は、「奉仕の機会として、知り合いを広めること」をロータリアンに求めています。ロータリーにお
ける親睦の在り方、親睦と奉仕の関係についてうたっています。
知り合いを広め、親睦を深めること自体が目的でなく、奉仕の機会を多くもつためには、知り合いを広めようと
いうことです。
 第1項を実践する活動がクラブ奉仕です。
  第2の項目は、「事業および専門職務の道徳的水準を高めること」をロータリアンに求めています。
それは、あらゆる有意義な業務は、尊重されるべきであるという認識を深めることです。そして、それぞれの
ロータリアンが、業務を通じて社会に奉仕するため、その業務の品位を高めることが求められています。
 第2項を実践する活動が「職業奉仕」です。
  第3の項目は、「ロータリアンすべてが、その個人生活、事業生活および社会生活において、常に、奉仕の
理想を適用すること」をロータリアンに求めています。第3項を実践する活動が「社会奉仕」です。
 「ロータリーの奉仕」とは、他人への思いやりであり、少しでも人の役に立とうという心掛けです。単に業務上
のみならず、日常生活、社会生活の全般にわたって、この精神が大切であります。
  第4の項目は、「奉仕の理想に結ばれた事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって、国際間の理
解と親善と平和を推進すること」をロータリアンに求めています。
 第4項を実践する活動が「国際奉仕」です。
 ロータリーの特色のひとつは、国際間の理解と親善活動にあります。風俗、習慣、宗教、言語の異なった人
々が、ロータリーの奉仕の精神で結ばれ、正しい理解と認識をもって、親善理解の実をあげて行くとき、世界
平和の実現は、不可能ではありません。

            四つのテスト


                         言行はこれに照らしてから
                          1)真実かどうか
                          2)みんなに公平か
                          3)好意と友情を深めるか
                          4)みんなのためになるか どうか

  四つのテストは、ロータリーの規則ではありません。
ロータリアンが自らの言行を照らして、チェックする基準です。シカゴRCのハーバート・ティラーが、破産に瀕し
た会社の再建を頼まれ、再建策として、全従業員が使える短い倫理基準として、1932年に考え出したもので
す。それを早速シカゴRCが採用し、RIでも、1943年に理事会が採用を決定しました。4大奉仕部門すべて
に適用できるものです。